排卵障害のひとつである多嚢胞性卵巣症候群は、近年とても多くなっている症状です。多嚢胞性卵巣症候群で一番気になるのは、やはり多嚢胞性卵巣症候群で妊娠できるかどうかだと思います。
多嚢胞性卵巣症候群は、症状として生理の回数が多すぎたり逆に少なすぎたりと言った生理不順や男性ホルモンによる症状の多毛や薄毛の症状があったり、症状ではありませんが、肥満になる人が多かったりと多様な症状があります。
妊娠に関する生理不順では、不規則な整理であっても、もともとそれが自分の正常範囲だと思っている女性も多く、結婚し妊娠を希望してから初めて多嚢胞性卵巣症候群だとわかる方も少なくありません。
多嚢胞性卵巣症候群ではなくても年齢にも左右されたり、男性に問題があるケースもあり、必ずしも妊娠が約束される訳ではありませんが、多嚢胞性卵巣症候群の場合かなり妊娠できる確率が低下してしまいます。
多嚢胞性卵巣症候群で妊娠できる確率は7割や8割と言われており、一見数字だけ見ると低くありません。
しかし、この妊娠の確率というのは、10年近く経過しての確率です。逆に考えると10年間不妊治療を行ってきたらほとんどの方が妊娠できるということになります。
ただし妊娠は年齢が高くなるほど難しくなる問題があります。いざ赤ちゃんが欲しいとなってでききずに悩み高額な不妊治療をしないためにはできるだけ早く多嚢胞性卵巣症候群であることを知ることが大切になります。